橋本知事の辞職勧告
本日は事件2つ。
今日も押谷の現場。
大工仕事。

午後、若い大工さんが庇から落ち、頭と腕から出血。
庇から石垣につたって下りる途中、服がどこかに引っかかってバランスを崩したらしい。
出血で、洋服は真っ赤。
すぐに救急車に電話。
救急車到着。
運転手は小学校の幼馴染まったけくん。
てきぱきと処置をしてくれる。
結果的には、大事には至らず、検査の結果も異常なし。
ご自宅に戻ったそうだ。
ほっとする。
先月は、うちの職人さんも足場から落ちた。
疲れているけど気をつけねば。
もうひとつの事件は、午前中、親戚のおんちゃんから電話。
橋本知事の辞職勧告案対応の件。
知事の記者会見(平成16年10月7日)
知事は、明日の辞職勧告案が可決されれば、辞職・再選挙となるという。
笠氏発言、百条委員会、今回の県議会・辞職勧告決議案までの一連の動きには、正直うんざりしている。
昨年から今日まで、結果的に、政治の不信感を生み出し、トップのリーダーシップを失わせることにしかつながっていない。
また疑惑を解明する側に、高知を良くしようとするビジョンが見えない。
この大事な時期に辞職勧告をするのであれば、橋本知事の辞職に対して、プラスマイナスどちらが大きいかをクールに判断しなくてはいけないと思う。
13年も前というと言葉が悪いが、今さらと思う。
以コ、疑惑に対しては若干の不信感を持ちつつも自分なりの意見を書いてみようと思う。
高知県経済は、今が本当に正念場であり、今こそ強いリーダーシップが必要である。
強いリーダーシップによってのみ、現状の打開、閉塞感を打ち破ることができる。
リーダーシップとは、打ち出したビジョンに基づき、みんなの気持ちを一つにまとめ、効果的にものごとにあたるよう方向付ける役割と思っている。
なぜ強いリーダーシップが必要か?
それは、「現状という前提を変える変化」は、強いリーダーシップによってのみ生まれると思うからである。
今の高知には、魔法のような変化・打開策は期待できない。
それは、前提条件がそろってないからである。
前提条件とは、言葉を羅列すれば「試行錯誤による蓄積、タイミング、アイディア、役割分担、適材適所・・・」などなど。
前提条件がそろうと、次の何かが生まれ、さらにそれを加えた前提条件が、新たなものを生み出し、されにそれが前提となって・・・。
うまく伝えられないけど、例を挙げれば、いきなり自動車は作れない。
(あ、先日NHKのプロジェクトXで、ホンダF1参戦の番組をみたのね。
第154回 10月5日放送「地上最強のマシーン F1への激闘」 )
バイクを作っていたホンダは、非常に苦労したけれども、人やアイディアや挫折、そしてタイミングなど、とても細い道をたどって、ゴールにたどり着いた。
決して魔法のようにいきなり結果が出たわけでない。
大事なのは、本田宗一郎さんのリーダーシップ。
リーダーシップが前提条件を生み出していくというか・・・。
リーダーによる意思と行動が、「新たな前提」を生み、その前提が新たな扉を開く。
なんとなく伝わりますか?
話がもどって県政の話。
リーダーシップと同様に重要なのがビジョン。
このことに関しては、最高ではないかもしれないけど、最善のものは、前回の選挙で打ち出せていたのではと思う。
大学生たちもProject Kの活動を通じ、お役に立てたのではと思う。
あとは、2003.9.24発表政策を実行に移し、どんどんと「現状のだめな前提」を「希望の持てる前提」に変えていくことが重要なのに・・・。
とてもとても歯がゆい。
記者会見の中で、「仮に出直し選挙が行われ、選挙に勝ったとして、知事の不信感が消えるのか」という質問があった。
非常に鋭い質問であると思う。
大事なのは、知事の不信感の払拭(信頼感回復)とそれによるリーダーシップの回復だと思うから。
選挙というのは、政策を戦わせ、ビジョンとリーダーシップを県民に問うものだと思う。
当選後は、そのリーダーシップを前提に、行政が一体となり、議会がそのリーダーシップを軌道修正しながら、よりよい結果を目指すものだと思う。
しかし、今の県議会はそうはなっていない。
昨年の選挙も同様。
自分の認識は、第一党の自民党県連が、知事を引きずり落とすために疑惑を持ち出し、対立候補者を擁立したという図式と思っている。
ちと情けないのではないか。
辞職勧告案後の、新たな県政ビジョンの絵が描けているのならばよし。
しかし、それがないのなら今よりも悪くなるということ。
明日辞職勧告案が可決するのかしないのか。
とても気になる。
もし自分が県議なら、当然反対。
それは知事の政策に反対だったとしても。
なぜなら橋本大二郎以上にリーダーシップを持つ知事候補者は現状ではいないと思うから。
自分が政治家であったら、橋本大二郎のリーダーシップを、自分の描くビジョンに合致するよう政策を戦わせ、自分の政策を採用してもらうことに力を注ぐ。
政治で重要なのは、リーダーシップ(政策推進力)だと思っている。
政策がよくても、実行できなければ0。
これから激動の行政となるならなおさら。

写真は、お昼休みに撮りました。
今日も押谷の現場。
大工仕事。

午後、若い大工さんが庇から落ち、頭と腕から出血。
庇から石垣につたって下りる途中、服がどこかに引っかかってバランスを崩したらしい。
出血で、洋服は真っ赤。
すぐに救急車に電話。
救急車到着。
運転手は小学校の幼馴染まったけくん。
てきぱきと処置をしてくれる。
結果的には、大事には至らず、検査の結果も異常なし。
ご自宅に戻ったそうだ。
ほっとする。
先月は、うちの職人さんも足場から落ちた。
疲れているけど気をつけねば。
もうひとつの事件は、午前中、親戚のおんちゃんから電話。
橋本知事の辞職勧告案対応の件。
知事の記者会見(平成16年10月7日)
知事は、明日の辞職勧告案が可決されれば、辞職・再選挙となるという。
笠氏発言、百条委員会、今回の県議会・辞職勧告決議案までの一連の動きには、正直うんざりしている。
昨年から今日まで、結果的に、政治の不信感を生み出し、トップのリーダーシップを失わせることにしかつながっていない。
また疑惑を解明する側に、高知を良くしようとするビジョンが見えない。
この大事な時期に辞職勧告をするのであれば、橋本知事の辞職に対して、プラスマイナスどちらが大きいかをクールに判断しなくてはいけないと思う。
13年も前というと言葉が悪いが、今さらと思う。
以コ、疑惑に対しては若干の不信感を持ちつつも自分なりの意見を書いてみようと思う。
高知県経済は、今が本当に正念場であり、今こそ強いリーダーシップが必要である。
強いリーダーシップによってのみ、現状の打開、閉塞感を打ち破ることができる。
リーダーシップとは、打ち出したビジョンに基づき、みんなの気持ちを一つにまとめ、効果的にものごとにあたるよう方向付ける役割と思っている。
なぜ強いリーダーシップが必要か?
それは、「現状という前提を変える変化」は、強いリーダーシップによってのみ生まれると思うからである。
今の高知には、魔法のような変化・打開策は期待できない。
それは、前提条件がそろってないからである。
前提条件とは、言葉を羅列すれば「試行錯誤による蓄積、タイミング、アイディア、役割分担、適材適所・・・」などなど。
前提条件がそろうと、次の何かが生まれ、さらにそれを加えた前提条件が、新たなものを生み出し、されにそれが前提となって・・・。
うまく伝えられないけど、例を挙げれば、いきなり自動車は作れない。
(あ、先日NHKのプロジェクトXで、ホンダF1参戦の番組をみたのね。
第154回 10月5日放送「地上最強のマシーン F1への激闘」 )
バイクを作っていたホンダは、非常に苦労したけれども、人やアイディアや挫折、そしてタイミングなど、とても細い道をたどって、ゴールにたどり着いた。
決して魔法のようにいきなり結果が出たわけでない。
大事なのは、本田宗一郎さんのリーダーシップ。
リーダーシップが前提条件を生み出していくというか・・・。
リーダーによる意思と行動が、「新たな前提」を生み、その前提が新たな扉を開く。
なんとなく伝わりますか?
話がもどって県政の話。
リーダーシップと同様に重要なのがビジョン。
このことに関しては、最高ではないかもしれないけど、最善のものは、前回の選挙で打ち出せていたのではと思う。
大学生たちもProject Kの活動を通じ、お役に立てたのではと思う。
あとは、2003.9.24発表政策を実行に移し、どんどんと「現状のだめな前提」を「希望の持てる前提」に変えていくことが重要なのに・・・。
とてもとても歯がゆい。
記者会見の中で、「仮に出直し選挙が行われ、選挙に勝ったとして、知事の不信感が消えるのか」という質問があった。
非常に鋭い質問であると思う。
大事なのは、知事の不信感の払拭(信頼感回復)とそれによるリーダーシップの回復だと思うから。
選挙というのは、政策を戦わせ、ビジョンとリーダーシップを県民に問うものだと思う。
当選後は、そのリーダーシップを前提に、行政が一体となり、議会がそのリーダーシップを軌道修正しながら、よりよい結果を目指すものだと思う。
しかし、今の県議会はそうはなっていない。
昨年の選挙も同様。
自分の認識は、第一党の自民党県連が、知事を引きずり落とすために疑惑を持ち出し、対立候補者を擁立したという図式と思っている。
ちと情けないのではないか。
辞職勧告案後の、新たな県政ビジョンの絵が描けているのならばよし。
しかし、それがないのなら今よりも悪くなるということ。
明日辞職勧告案が可決するのかしないのか。
とても気になる。
もし自分が県議なら、当然反対。
それは知事の政策に反対だったとしても。
なぜなら橋本大二郎以上にリーダーシップを持つ知事候補者は現状ではいないと思うから。
自分が政治家であったら、橋本大二郎のリーダーシップを、自分の描くビジョンに合致するよう政策を戦わせ、自分の政策を採用してもらうことに力を注ぐ。
政治で重要なのは、リーダーシップ(政策推進力)だと思っている。
政策がよくても、実行できなければ0。
これから激動の行政となるならなおさら。

写真は、お昼休みに撮りました。
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