平成30年7月豪雨 香美市に関して(FBより転載)



大雨による土砂災害によりましてお亡くなりになりました方々に、心からお悔やみを申し上げます。また土砂災害などの被害に遭われた方々にも、心よりお見舞いを申し上げます。

私が住む香美市でも大雨となりまして、大きな被害が出ました。全国の議員仲間からもご心配のお声を頂きましたが、幸いにも人的被害はなく、昨日から青空となりまして、ほっとしているところです。お見舞いのメッセージを頂きました方々に感謝申し上げます。

災害の時に、議員として何をすべきかということについて、自分自身試行錯誤を繰り返しております。(懸命に活動しておられる皆様の邪魔にならないということが大前提)

議員によって活動の仕方は色々だと思いますが、災害現場で見たことから教訓を引き出し、次の災害への備えをするための提案をすることが一番の仕事だと思っております。ご意見頂けましたら幸いです。

さて、本日は行政の皆さんや、民間の方々の献身的な活動を知って頂くべく、以下のHPをご紹介します。

高知防災情報 お知らせ一覧
http://kouhou.bousai.pref.kochi.lg.jp/KH703.html

このページの「災対本部会議資料」というPDFファイルをご覧ください。消防、警察、自衛隊、消防団などの救命救助の様子や、建設業の皆さんが、土砂崩れなどで通れなくなった道路を雨の中、復旧している様子が見て取れます。

特に私が感謝したいのは、永瀬ダム管理事務所です。

高知新聞によると、6月28日夕の降り始めから7月6日午後10時までの総雨量は、香美市の大栃で1126・0ミリということでした。(ちなみに、香美市繁藤は1073・0ミリ)その後も、8日まで降り続きました。

この大雨の中、物部川が決壊しての住宅浸水被害はゼロでした。

香美市には、永瀬・吉野・杉田の3つのダムがあります。永瀬ダム管理事務所は、これら3つのダムの水量をコントロールして、洪水調整機能を最大限発揮しました。

大雨を予想して、ダムに雨水を貯められるように、あらかじめ放水をしておく。簡単に思えますが、下流の水位が堤防を超えないギリギリに放水するというのは、経験に加えて決断力が重要です。

災害県である高知県のダム管理能力・ノウハウは、全国にも伝授すべきではとも思いました。永瀬ダム管理事務所、中央東土木事務所、土木部河川課のみなさん。本当にお疲れ様でした!

PS 195号線の大栃から県境まで4カ所が通行止めとなっております。災害の規模が大きく、復旧までにはかなり時間がかかりそうです。
(須賀井トンネルについては、崩壊かもという話もありましたが、なんとか復旧できるのではとのことでした)



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