2006年10月02日

2006.10.02



1日(日)は、午前散髪 午後山へ。

この日は、仕事が終わってから高知短大へ。
県民開放講座。

講師は、中西穂高副知事。
タイトルは、「高知の将来像・どんな高知をつくるか」
非常に分かりやすい内容で、講演終了後も観客が取り囲んで質問。

自分は少しだけご挨拶。

さて、本論とは関係ないけど、高知の石灰についての例があり興味を持つ。

桃太郎に学ぶ行動学ということで、キジ=情報 イヌ=行動力 サル=知恵の3つが重要というお話をされる。

その際に入交グループ創業のエピソードが。

自分なりにネットで調べる。

城下廿代町の富商入交氏の屋号。初代入交太三右衛門は入交与平の三男で、もと香我美郡田村(南国市)の産、のち城下に出て商人となり桜屋を称した。太三右衛門は文政2年(1819)石灰座株を買得し、石灰製造に進出したが、とくに石灰の販路を水稲の肥料として拡大した。これは長岡郡下田村(南国市)の石灰焼が成功したためであって、以後石灰業と桜屋は一体となって、その繁栄は近代に持込まれた。(横川末吉)

高知市民図書館蔵書検索システム

 土佐の石灰生産は、慶長年間の貝灰に始り、享保15年(1730)城下の呉服商美濃屋と大和屋が、下田村稲生で石灰石を焼き始めて本格化した。2人は美濃灰の製法を習い、藩から製造と上方移出の独占権を与えられたが、その製法をまね、上方移出を試みる者が各地にあらわれた。やがて座株は12株にふえ、年産1万俵を越えたが、明和元年(1764)の3万6800俵をピークに漸減、文化年間にはすっかり衰微し、美濃屋の座株は万屋に渡った。万屋は、阿波の人、徳右衛門から本式かまど技術の伝授を受けた柳屋と提携したが資金が続かず、文政2年(1819)には座株、製造場共に桜屋太三右衛門に売却した。桜屋は近村の農家にすすめて肥灰としての販路を開拓、上方でも美濃・近江産を圧して従来2万俵程度だった土佐灰のシェアーを14万俵にまで伸ばした。嘉永年間の記録では、稲生にある50竈のなかで32竈が稼動、うち20竈が桜屋のものである。桜屋は安政5年(1858)にはもとの大和屋の座株も入手、藩内の同業者と共に積船の確保、上方問屋仲間との価格交渉、新規業者の発生防止などに努めた。しかし肥灰としての用途は各

高知市民図書館蔵書検索システム

何で興味を持ったかというのは2つ。
1つ目は、石灰が肥料として流通していたということ。
2つ目は、自分の家業である瓦屋との関係。

さて石灰が肥料であるという認識は、今では薄いのだそうだ。
というのは、現在の農家は土壌改良材という認識だから。
(酸性土壌には、石灰を入れる)

このことは、ジャパンバイオファームの小祝氏がおっしゃっていたこと。
農家に直接聞いたのではないためよくは知らない。

植物には最適な養分バランス(石灰:苦土:加里)&土壌pHがある。
だから、石灰を過剰に入れたり、その逆だと具合が悪い。

稲を例にとると、葉の先端が枯れるというのは、土壌の石灰不足が原因であることが多いという。

石灰は、植物の細胞と細胞をくっつける働きがあるのだそうだ。


土壌分析については奥が深いのだけど、小祝理論によれば、野菜の石灰(カルシウム):苦土(マグネシウム):加里(カリウム)の比は、5:2:1。
この割合であれば、pHも適正に収まるという。

江戸時代の農業は、実は科学的だったのでは。


また、瓦屋の自分としては、石灰はとても馴染み深い。
漆喰の原料だから。

高知は、台風が多いため漆喰を接着剤として贅沢に使う。
これは昔からだと思っていた。
(瓦と同じくらい古いイメージ。国分寺ができた平安時代とか)

これも調べてみる。

・土佐漆喰 高知地方で古くから用いられた、糊剤を用いない漆喰で、腐った稲わらで漆喰の粘りを出している。耐水性がよいので外部に使用されました。

田川産業

?昔って、いつだろう。


石灰の大量生産は、近代に入ってからのようであるので、土佐の漆喰文化は、江戸時代後期からなのかもしれない。

と思ってさらに調べてみると、以下を発見。

土佐漆喰
とても見ごたえあるHPです。
勉強になりました。


(2006.10.03アップ)



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posted by 依光晃一郎 at 00:00 | 高知 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Weblog: クラフト材料の字引
Tracked: 2007-11-06 17:10