ブータンの国民総幸福量

普通の月曜日。

普段通り6時過ぎに起きて、6時半頃から仕事を始めて、昼休みにお昼寝して、5時過ぎにシャッターを閉めて、現在事務所でまったり。

記憶には残らない1日だけど、大切でほっこりした幸せを感じる1日。



今日の高知新聞に、先日のセミナーでのブータン首相の記事が載っている。

ブータンはGNP(グロスナショナルプロダクト・国民総生産)ではなくGNH(グロスナショナルハッピネス・国民総幸福量)で国づくりをしている。

GNPって分かりにくいけど、要するに日本企業の総売り上げと考えてもらえばいいと思う。
企業にとって売り上げは当然重要。

その売り上げ前提の価値観に生きる企業の、さらに日本の企業をリードする団体の基調講演で、国民総幸福量という概念での話というのは画期的なことであると思う。

会の中でも、中央とのやり取りで、色々と苦労があったという。

企業人であるから経済成長は否定できない。
(売り上げや企業の成長は否定できないから)

じゃあテーマの文言をどうするか。

最終的に「国民総幸福量(GNH)の視点から始める新たな経済理念の構築」という、GNHは1つの視点ですよというニュアンスで決定する。

土佐は全国的に見ても、GNHを目指した経営というようなことをいう社長さんが多いという印象。(だからブータンの基調講演が実現)

商売をやるなら、都会の方が売り上げは上がる。
実際に大都市に出店している企業も多い。
でも一方で本社は高知と、こだわってもいる。
高知にいることに、都会に全て出てしまう以上の、簡単に数値化できない価値を感じているからだと思う。

提言も、07年の「高知県経済活性化の方向性と活性化策に関する提言」の”「日本一の田舎」を目指して”という方針以降、第一次産業の活性化や循環型社会づくりなど、GNHに通じる下地を作ってきている。

参考 土佐経済同友会 提言


さてGNHの話。

経済は豊かになったというけど、本当に幸せになったのだろうか?
こうした疑問は、多くの人が共感するのではと思う。

でも、幸せというのは主観の概念で、個人個人が感じるもの。
客観的な数値で表すことができない。
(Aさんは、Bさんよりも2倍の幸せを感じているとは、外から表せない・分からない。)

社会にモノが少なく、「モノが増えること=幸せの増大」という時代の延長で、GNPの指標だけでここまできた。
何より数値化できるので客観的である。

じゃあこのままでいいのか。
基調講演の中で、ブータン首相が教えてくれたGNHの指標化の話は非常に参考になる。

(自分のノートは走り書きなので、インターネットで検索)

幸福の概念の数値化の試み。
4つの柱と9つの要素

1)経済成長と開発
2)文化遺産の保護と伝統文化の継承・振興
3)豊かな自然環境の保全と持続可能な利用
4)よき統治

living standard(基本的な生活)
cultural diversity(文化の多様性)
emotional well being(感情の豊かさ)
health(健康)
education(教育)
time use(時間の使い方)
eco-system(自然環境)
community vitality(コミュニティの活力)
good governance(良い統治)

参照 ブータンの「GNH(国民総幸福度)」に学ぶ発展の哲学


(続きは後ほど。消防のホースの片付けに。・・・と書いて、実際は帰ってきて晩御飯食べて、お風呂入ったら眠くなったので、翌日朝に追記)

上記だと難しく感じるけど、講演の中で聞いた印象を言えば、おじいちゃんおばあちゃんとお父さんお母さん、兄弟が仲良く暮らしていて、やりがいの感じられる仕事をし、たくさんの友人に囲まれて、趣味の時間を楽しめる。
そして自分のアイデンティティである伝統文化を理解し、次世代につなげて行く。
また生活の場でもある自然環境を、豊かなままで維持していく。
こいうのが幸せだよという話。

日本が本来持っていた価値観ではなかったかと思う。

数値化の例としては、大家族の割合、ボランティアへの参加率、仕事と余暇のバランス率、伝統を伝えているか度など。

「伝統を伝えているか」を数値化するというのと、「家族の絆」を幸福の尺度に入れているということが特に印象に残る。

高知的幸福の数値化というのも作れるかもしれない。


地味に見える自分の日常だけど、ブータン的に言えば、結構いいかんじなのかも♪

さて匿名さん4月25日の高知大自律協働入門合宿2010に曰く
ホームページ楽しく拝見させていただいています。
何事にもアグレッシブに行動されるとこ、先頭にたって行動はするけれど、決して出しゃばり過ぎないとこは、子どものころからお変わりないですね。
そうゆうところが、誰にでも好かれ、人が集まってくる要素なんでしょうね。
仕事で地域おこし・地域振興、観光分野、移住促進の企画等を担当しているため、勉強会にもとても興味を持っています。
お目にかかれる機会がまた訪れることを期待しています。
依光少年を知っているとのこと。本当に昔からお世話になっております。
33歳目前で、大分老獪さが出てきました。
(少年時代からの計算しつくされた世渡りは既にお見通しと思いますが♪)
先日の合宿でも、平成生まれに囲まれ、難しい質問をされたのを(依光さんにとって人生の王道ってなんですか?とか)、さも自信満々に煙に巻くような答えで返すというような芸当もできるようになりました(苦笑)

お仕事で地域づくりのことをされているとのこと。
今後も若者との地域づくりという視点でやっていきたいと思います。
おそらく私も存じ上げている方と思います。
できることがありましたらお気軽にお声掛けください。
勉強会については、秋くらいに大学生が撮った香美市の映像を題材に、社会人の方も交えできないかと考えています。
今後ともよろしくお願いいたします。
(ぺこり)


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